3本指テーピング靴下で「正しい歩行」をチェック!
私も足裏のバランスを整える目的で、「3本指テーピング靴下」を既に20年以上履き続けていますが、そのお陰でとても健康に恵まれ、年齢的にもかなりハードなスケジュールをこなすことができています。
職業柄、患者さんの身体を長年診察してきて、その中から足の重要性を学んだのです。
41年間、初検だけで11万人以上の患者さんに対し、足裏のバランスからその人の美と健康を診てきた結果、我が身を治す方法も、体の不調を予防する方法も分かったのです。その根本が足裏のバランスなのです。
「3本指テーピング靴下」で、正しく歩けているかどうかのチェックができます。
★そのチェックポイントとは…
(1)指がふんばれてないと、小指が脱げる。
外反母趾や内反小指・浮き指(指上げ足)・扁平足などの悪い足の人は、足指が縮こまっていたり、上に反っていたりして、いずれも足指に力が入らないため真っ直ぐ蹴って歩くことができず、歩行時に足先が外方向へ流れる『
ねじれ歩行』になっているのです。そのため、最初のうちは3本指テーピング靴下の小指が脱げるという特徴が出るのです。
足指が踏ん張っている人は、最初から脱げないのです。
ですから、脱げなくなった時が足裏のバランスが整ってきて、正しい歩行ができるようになったスタートラインと判断できるのです。
(2)親指が反っていると、親指の先や指の付け根に穴が空く。
外反母趾や浮き指などで親指が極端に踏ん張れていない場合や、親指がスプーン状に反っている場合は、靴の中で爪と擦れて切れやすくなります。また、足裏にタコができていると、タコとこすれて切れやすくなります。
いづれも、踏ん張って足指を使いだすと、足裏全面で体重をバランスよく支えて力を分散させるので、次第に切れなくなります。
3本指とテーピング機能が編み込まれているため、足にピタッとフィットする構造です。そのため、足裏のバランスが悪い人ほど、正しい歩き方へ矯正されようとするギャップが出てしまい、最初の頃は小指が脱げたり、体重が一部分に集中しているため穴が空きやすくなりますが、3~6ヶ月位でほとんどの人が脱げたり、切れることが徐々になくなってきます。中高年の人の中には1年かかる人もいます。一度ついた悪い癖は、直すのにその位の期間が必要なのです。
足指を使って正しく歩けるようになると、身体の疲れ方も以前の半分以下になり、体力と共に元気が湧いてきます。
これからの時代における靴下の役割とは、ただ足を保護するだけのものから、
足裏のバランスを整えて正しい歩行を促し、美と健康、そして予防医学に役立つものが必要です。それが、3本指テーピング靴下なのです。
“履くだけで下半身ダイエット”を助ける「3本指テーピング靴下」
足指が踏ん張れない「不安定な2点歩行」を改善する方法として、「足裏バランステーピング法」をご紹介してきましたが、テーピングは自分では難しい、忙しくて面倒という方には、簡単な方法として「
3本指テーピング靴下」があります。このテーピング靴下は、足裏のバランスを整えるテーピング原理を取り入れ、それをサポーター機能として編み込んだ特殊な靴下です。
(1)2本のテーピングサポーターが編み込まれている理由
足裏には、2つの縦アーチと2つの横アーチがあります。外反母趾や浮き指(指上げ足)・扁平足などの不安定な足裏は、この足裏のアーチが消失傾向にあり、
足指が踏ん張れない状態になっています。
足裏のバランスを整えるには、親指の付け根と小指側の中間部辺りを両側から押圧することで、縦アーチと横アーチが再生され、指が開く原理を応用します。
犬や猫も足を両脇から押すと、指が開いて爪が出るのと同じ原理です。
3本指テーピング靴下で、縦アーチと横アーチを締めることにより、縮こまっていたり、浮いていた足の指が正常な位置に近づき、自然と
指先に力が入り踏ん張れるようになるのです。
(2)3本指の理由
親指と小指を別々に分けると、他の3本の指も開いて自然に踏ん張れる原理を応用。
犬や猫の足は親指がかかと寄りにあり、小指はその対角線近くにあり、親指と小指が離れているため、残りの3 本の指を効率よく使って速く走ることができます。
この原理を応用した靴下の形が3 本指タイプの機能なのです。人間の場合もテーピングで親指と小指に別々に分けると、残りの3 本の指も自然に開き、踏ん張って効率よく歩いたり走ったりすることができます。
ライオンやヒョウはこの機能が発達しているから、獲物を捕えるとき時速80km で走ることができるのです。
今までの悪い歩き方の癖で、スタイルが崩れてしまった人も、3本指テーピング靴下で足裏のバランスを整え正しい歩行を促すと、姿勢がよくなり正しい筋肉がつき、余分な筋肉や脂肪が落ちてキレイなスタイルにつながるのです。
靴下の役割が変わってきたのです。今までのような足を冷やさないようにとか、保護するといったものだけではこれからの時代には不十分なのです。
いつまでもキレイなスタイルと若さを保つ為には、テーピング靴下で常に足裏のバランスを整え、正しい歩行で全身のバランスを保ち続けることが、自分を美しく保つ秘訣なのです。
履くだけで下半身ダイエットを助けるストッキング
脚が太くなる理由をもう一度よく考えてみましょう。
外反母趾・浮き指(指上げ足)・扁平足は、足指の踏んばる力が弱くなっているため、足裏のアーチが消失傾向となり、足裏が不安定になるのです。足裏が不安定になると、重力とのバランスがうまく取れなくなるため、これを補おうとして足首・すね・ふくらはぎ・太ももに余分な力を入れてしまい、余分な筋肉が発達してしまいます。
余分についた筋肉は疲労しないように脂肪を蓄える、この繰り返しが脚を太くしているのです。
脚が太くなるメカニズムを正しく知り、無駄のない下半身ダイエットをしてもらいたいと思います。
また、3本指テーピング靴下は、足裏が不安定な人だけでなく、足裏が安定している人でも予防として、また若さと美しさを保つためにも必要です。なぜなら、
老化は足裏からはじまるからです。
足裏が不安定になれば、たちまち上半身もガタガタとなり、病気やスタイルの崩れにつながってしまいます。80、90歳になっても元気で若々しい人の足裏は安定しているのです。
履くだけで足裏のアーチが再生しバランスが整うので、自然と正しい歩行が促されるようになります。
いずれも外反母趾や内反小指・浮き指(指上げ足)・扁平足に効果があります。そして、足裏のバランスを整え、悪い足にならないためにも予防として一般社会が知る必要があるのです。