お悩み
悪い姿勢は、首こり・肩こりと共に自律神経失調状態に…
背中が丸く、頭が前に傾いている「猫背」や、背骨が曲がったり、左右の肩の高さが違ってしまったりする「側弯症」は、小中学生から高齢者まで広い世代で見られます。
猫背は姿勢の良し悪しだけでなく、腰の位置も下がってしまうので、内臓が下垂してお腹も出っ張り、ずん胴体型となってしまいます。
特に問題なことは、体のゆがみを上部となる『首』が補うため、首にもゆがみや変形などが起こってしまいます。そのため、自律神経失調状態が起こり、肩こり・首こりと共に、頭痛、めまいや胃腸の調子が悪くなったり、便秘、冷え、うつ状態など様々な不調を起こしてしまうのです。
原因
『外反母趾』『浮き指』『扁平足』が猫背や悪い姿勢を引き起こす!
『なぜ、猫背や悪い姿勢になる人と、ならない人とにわかれるのでしょうか。
この差は、「足裏」に原因があったのです!
『猫背』の原因
外反母趾や浮き指・扁平足があると、指がふんばれないため、重心がかかとに片寄ります。後ろへ倒れる危険性が増すため、本能的に背中を丸めたり、首を前に落としてバランスを保とうとします。これが、猫背の原因なのです。
『背骨がゆがむ側弯症』
もう一つの悪い姿勢は、背骨が曲がる「側弯症」です。
これも、病的なもの以外は足裏に隠れた原因があったのです。
外反母趾や浮き指・扁平足などの足裏のゆがみは、左右平等に起こりません。そのため、重心のかかと寄りにも、左右差が伴います。この左右差を補うために、骨盤のゆがみと共に背骨にゆがみが起こるのです。
問題なことは、猫背や側弯症があると、背骨の上に首がバランスよく乗っていないため、重い頭を支える「首」に負担がかかり、首にズレやゆがみを起こします。
更に、外反母趾や浮き指・扁平足による不安定な足裏での歩行は、かかとからの過剰な衝撃やねじれを首に繰り返し伝えてしまうため、首の変形と共に、肩こり・首こり・頭痛・めまい・胃腸障害など様々な自律神経失調状態を引き起こしてしまうのです。
猫背・側弯症の人は、重心がかかとに片寄っている
20代 女性
浮き指・側弯症・自律神経失調状態・不眠・めまい
30代 女性
浮き指・側弯症・うつ状態・首こり・便秘
20代 女性
浮き指・側弯症・うつ状態・頭痛・肩こり・めまい
対策法
足裏のバランスを整えて重心を正す!
足裏のバランスを整えて、重心を正常な位置に近づける
猫背や悪い姿勢を整えるには、土台となる足裏のバランスを整えて、かかとに片寄った重心を正常な位置に近づけ、左右差も防ぎます。
「足裏バランステーピング法」や「3本指テーピング靴下」で足裏のバランスを整えて、足指の力を取り戻して、片寄った重心を正常な位置に近づけると、土台に合わされ、自然と姿勢が整います。
更に、骨盤のゆがみを整えるために、「腰のサラシ療法」や「専用股関節ベルト」で、股関節をしっかりとサポートすると、骨盤と腰椎・背骨・首と上半身が安定し、バランスが整ってきます。
どんなに肩・背中・腰のマッサージや整体を受けてその場では姿勢を整えることができたとしても、最終的に人間の土台である「足」、つまり足裏のバランスを整えることができなければ一日で元のゆがんだ状態に戻ってしまうのです。
施術で治す
「猫背・側弯症」があると、姿勢が悪くなるだけでなく、体のゆがみと共に腰痛・肩こり・首こり・胃腸障害など健康面でも悪影響を及ぼします。そのため
骨格バランス改善メニューでは、
健康行為の3原則 【1.バランス 2.血行 3.補強】に沿った施術を同時に行い、自然治癒力を最大限に発揮させ、
猫背・悪い姿勢の改善を図ります。
電気療法や専用マッサージ器(フットバイター)・手技により足裏から全身の緊張をほぐして血行を促し、更に、やさしいバランス整体で体のゆがみを整えます。その上で、土台となる足裏のバランスを「カサハラ式テーピング法」で整え、
指を踏ん張った正しい歩行を促すことで、猫背・悪い姿勢の原因を根本から整えます。
更に、骨盤のゆがみを整え、上半身を安定させるために、サラシを用いて
「大転子」を強力にサポートすることも行います。
自分で治す「セルフリメディ」
足裏のバランスを整えて、猫背・悪い姿勢を自分で改善!
- 悪い姿勢「猫背」「側弯症」は、体の土台となる足裏の不安定さに比例します。
- 「外反母趾」「浮き指」「扁平足」があると、指が踏ん張れないため重心がかかとに片寄ります。重心がかかとに片寄ると、後ろに倒れる危険性が増すため、無意識にバランスを取ろうと背中を丸めたり、首を前に落として倒れないようにするのが猫背の始まりです。
- また、指が踏ん張れず、重心のかかと寄りに「左右差」が伴うと、股関節のずれと共に、骨盤・腰椎・背骨・首と土台の不安定に合わされて体の上部にもゆがみが生じ、背骨が曲がる「側弯症」を引き起こします。
- 自分でケアする方法として、
(1)悪い姿勢の原因となる「外反母趾」「浮き指」「扁平足」を、テーピングや3本指テーピング靴下で整えて、指が踏ん張れるようになると自然と姿勢も正されます。
3本指テーピング靴下
外反内反くつ下(3本指テーピングタイプ)
脱ぎ履きしやすい足首丈で、初めての方にもおすすめです。
3本指と甲部分に編み込まれた2本のテーピング機能で、外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整えます。
自然と正しい歩行が促され、ひざ・腰・背中・首など体の上部へかかる負担を軽減させます。
※足裏バランスを整える『3本指テーピング靴下』はこの他にも豊富なラインナップを取り揃えております。「3本指&2本のテーピング機能」は共通となっておりますので、お好みの丈や素材でお選び頂けます。
インソール
- 外反母趾や浮き指・扁平足で指が踏ん張れないと、重心のかかと寄りと左右差から、足裏の免震機能が低下し、歩くたびに「過剰な衝撃とねじれ」を繰り返し、ひざ・腰・首など上部に伝えてしまいます。この悪い歩き方により、体の痛みや不調を起こしてしまうのです。
- これを防ぐために、テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整えると同時に、履物には衝撃とねじれを吸収無害化する『免震インソール』で、クッション性を高めて体を守ることが大切です。
町中ウォーキング免震インソール
滑りにくい素材で日常ウォーキングにおすすめ。人工筋肉素材「ソルボ」の心地良いクッション性で、地面から繰り返される過剰な衝撃とねじれを吸収無害化し、足・ひざ・腰・首を守ります。かかと7mm厚型タイプ。スニーカーなどひも靴でご使用ください。
股関節ベルト
- (2)第2の土台「股関節」のバランスを専用「股関節ベルト」で整えると、その上の骨盤や腰椎・背骨などのバランスも整ってきます。
- 専用ベルトで第2の土台となる股関節をサポートし、体を安定させます。
ココベルト17
両手を入れるポケット付きだから、力の弱い方でも強力に骨盤と股関節をサポート! ずれたゆがんだ股関節を強力にサポートし、骨盤のゆがみを整えます。 股関節の痛みや腰痛対策にも最適。 ベルトがどこでもつくので、サイズ幅もあり、微調整ができて便利。
首用サポーター
- 姿勢が悪いと、体の上部となる「首」でバランスを取りやすく、首に負担がかかりゆがみや変形から、首こり・肩こり・頭痛などの不調を引き起こしやすくなります。専用の首サポーターで首を安定させることが大切です。
エア式パソコン首サポーター
外反母趾・浮き指・扁平足などの不安定な足裏は、足裏の免震機能が低下しているため、歩く度に地面からの過剰な衝撃とねじれを首にも伝えてしまいます。首を痛めると、肩こり・首こり・頭痛・めまいなど様々な不調に。
専用の首サポーターで、重い頭を支えて首への負担を軽減し、首を守ります。装着しながら日常を送ることで、首の加圧トレーニングとなり、首が鍛えられます。エア式なので、首の長さ・太さに合わせて微調整。持ち歩きも便利。パソコン・スマホ時・新幹線や飛行機などの移動時に最適!
姿勢改善エクササイズ
3本指テーピング靴下を履いて『グーパーリハビリ運動』
足裏のバランスを整えて、すねやふくらはぎに余計な筋肉を発達させないために有効な方法としてグーパーリハビリ運動があります。
固まって踏ん張れなくなってしまった親指を動かして、徐々に親指を曲げられるようにしたり、開いたりできるようにすることが目的です。
毎日片足5分ずつ位行うとベストです。翌日に痛みが残らない程度に行って下さい。また、痛みがある方は痛いときは行わず、痛みがとれてから行って下さい。
お風呂の中で行ったり、またテーピング靴下を履いた状態で行うとより効果的です。
骨盤のゆがみを整える「開脚運動」
「骨盤のゆがみ」がある人は、開脚ができないという特徴があります。この運動は、外側にずれた股関節の外側に位置する「大転子」のゆがみを整え、その上の骨盤のバランスを整えます。
上半身と下半身のバランスがよくなるため、体の調子もよくなります。
毎日、少しずつ慣らし、根気よく続けることが大切です。上半身が床につくくらいまで倒せるようになればベストです。
骨盤を支える「股関節」のバランスを整える「股関節整復運動」
骨盤を下で支えている「股関節」のバランスを整えます。股関節の外側に位置する「大転子」が外側にずれると、それに合わされて骨盤もゆがむため、まずは、土台となる股関節を正常な位置に近づけることが大切です。骨盤のゆがみが大きい人は、股関節のゆがみも左右で異なるため、開脚ができません。まずは、股関節整復運動から始め、徐々に開脚ができるようにすることがおすすめです。
立っている時は『ひざ曲げ立ち』の訓練
電車内や立ち話など直立姿勢の時に、ひざをピンと伸ばしきって立つ悪い癖を正します。ひざを伸ばしきって立つと、全体重をひざの骨に頼って立つことになり、ひざが反り過ぎる「反張ひざ」の原因となります。O脚をひどくさせたり、ひざ痛・腰痛・肩こり・首こりなど体へのダメージが大きいので、ひざを伸ばしきらないことがポイントです。ひざをほんの少しゆるめて立つ癖を身に着けることで、重心が足先に移動し、自然と踏ん張って立つことができるのです。骨に頼らず、筋力で体重を支えることが大切です。
靴に免震インソールを入れて『正しいウォーキング』
「ひざを伸ばしきって、踵から着地する歩き方は、危険!」
かかとからの突き上げが、ひざ・腰・首などへ直撃して、体を痛めます。
体を守る正しい歩行は、普段よりひざを1~2cm程高く上げ、ひざを伸ばしきらず、足裏全体で着地することにより、ひざ・腰・首への負担を防ぎます。