お悩み

【外反母趾】「曲がっているけど痛くない。」その油断が大敵です！

外反母趾は、「足の親指が小指側に15度以上曲がった状態」を目安とされています。中程度は20度位、進んだひどい外反母趾は30度以上曲がります。 外反母趾は、「痛いときが曲がる時」です。その時に、早めの対応として足裏のバランスを整えておくと、痛みもすぐにおさまり、変形もひどくさせずに自分で防ぐことができるのです。痛くなった時にだましだまし我慢していると、痛みは一時的におさまっても変形が進み、その繰り返しをしながら徐々に外反母趾が進むのです。 また、外反母趾であっても、「曲がっているけど痛くない」と気に留めない方がほとんどですが、実は外反母趾は足だけの問題ではすまされないのです。 全体重を支えてバランスを取っているのが、『足裏』です。足の指が曲がることで足裏が不安定になると、必ずその不安定を上部で補うのです。その結果、下半身太りやＯ脚、骨盤のゆがみ、悪い姿勢をはじめ、ひざ痛、腰痛、肩こり、首こり、頭痛、めまい、冷えなど様々な不調の隠れた原因となっていることが多いのです。 ですから、これらの不調がある人は、まずご自分の足をチェックしてみて下さい。 体の不調の叫びは、足に原因が隠れているのです。

外反母趾の目安

【浮き指】「上から見ると、指は真っ直ぐ。」だから、異常に気付かないだけ！

外反母趾以上に、体に悪影響を及ぼすのが、「浮き指（指上げ足）」です。浮き指も、子どもから大人まで現代人に激増しているのですが、「浮き指」のことがまだあまり知られていないのです。 浮き指は、外反母趾のように指が曲がっておらず、上から見た場合、指は真っ直ぐなので余計に異常に気付きづらいのです。 浮き指のチェック方法は、簡単です。 足指の力を抜いて、親指を甲側に限界まで押したとき、９０度以上反ってしまうのが「浮き指（指上げ足）」です。

浮き指のチェック方法

浮き指は、踏ん張れないため、重心がかかとに片寄ってしまい、かかとと指の付け根で歩くため、足裏にタコができていたり、巻き爪の原因にもなっています。 浮き指は、かかとからの過剰な衝撃を体の上部に繰り返し伝えるため、骨の変形によるひざ痛、腰痛、肩こり、首こりや頭痛、めまい、自律神経失調状態、うつ状態など、体の不調を悪化させてしまうのです。慢性的な首こり・肩こりや自律神経失調状態の人に多いのが、この「浮き指」なのです。 また、浮き指で重心がかかとに片寄りすぎると、無意識のうちに、両ひざをピーンと反らして立つ悪い立ち姿勢が身についてしまいます。その結果、ひざが後ろに反りすぎてしまう「反張ひざ」が若い女性に多く見られます。

【扁平足】

もともと扁平足は先天的な要因が多くありますが、外反母趾や浮き指で二次的に起こることも増えています。先天的な扁平足は椅子に座って足を浮かせている状態でも、アーチがありません。二次的に起こる扁平足は、足を浮かせているときはしっかりとアーチがありますが、体重が乗った時だけアーチが消失するといった特徴です。 どちらにしても扁平足は、足裏のアーチ機能が著しく低下して、足指で踏ん張ることができないので、その不安定さを全身の筋肉で補おうとします。 全身の筋肉に負担がかかり、余分な筋肉がついてしまい、筋肉が疲労しないように脂肪を蓄えて、くびれのない寸胴体型になってしまうのです。 また、扁平足の人は、全身に余分な力を入れて補おうとするため、疲労感が著しいという特徴もみられます。

【参考】インドネシア奥地の裸足で生活する国の人々の足（笠原先生の調査より）

裸足で生活する国の人々の足は、全ての足指がしっかりと踏ん張っている「力強い足」

原因

ヒールではなかった！外反母趾の一番の原因

外反母趾や浮き指、扁平足など足裏が退化する原因は、ヒール・パンプスなど先の細い靴が、一番の原因ではなかったのです。なぜなら、ヒールを一度も履かない子どもたちにも、外反母趾が激増しているからです。足裏が退化する原因は、次の通りです。

改善法

外反母趾・浮き指・扁平足を整える「足裏バランステーピング法」

施術で治す

バランス整体・血行促進の後に「カサハラ式テーピング法」で足裏を整える

「外反母趾」「浮き指」「扁平足」など足裏の異常は、足だけの問題にとどまらず、ひざ・腰・首など上部にも悪影響を及ぼします。土台の不安定を、体の上部でバランスをとるからです。 施術では、電気療法や専用マッサージ器（フットバイター）・手技により足裏から全身の緊張をほぐして血行を促します。更に、やさしいバランス整体で体のゆがみを整えます。 その上で、足裏から全身のバランスを整える「足裏バランステーピング法」を施します。 外反母趾・浮き指・扁平足のいづれも、足裏のアーチがゆるみ、指を踏ん張った正しい歩行ができないため、低下した足裏のアーチ機能を取り戻し、足底筋を鍛えます。 親指と小指を開き、中足関節・リスフラン関節をサポートすることで、足裏が本来持っている４つのアーチを取戻し、全身に余分な筋力や疲労を溜めこまないようにすることが、下半身ダイエットの秘訣です。 土台となる足裏のバランスを整えておくと、体も安定するため、整体効果を持続することができるのです。

カサハラフットケア整体院での施術の流れ

自分でフットケア「セルフリメディ」

外反母趾・浮き指・扁平足の悩みは自分で治す！

• 下半身太りの原因は、土台となる足裏の不安定を補った結果です。足裏の不安定とは、「外反母趾」「浮き指」「扁平足」に代表されます。
• 不安定な足裏のバランスを整えるポイントは、足の横幅を締めて、ゆるんだ足裏のアーチをテーピングやテーピング靴下・サポーターなどでサポートすることです。そうすることで、自然と指を使った正しい歩行が促されます。
• テーピングの代わりとなる「３本指テーピング靴下」は、家でも外でも共通にご使用できます。

３本指テーピング靴下

※足裏バランスを整える『3本指テーピング靴下』はこの他にも豊富なラインナップを取り揃えております。「３本指＆２本のテーピング機能」は共通となっておりますので、お好みの丈や素材でお選び頂けます。

外反母趾サポーター

インソール

• 外反母趾や浮き指・扁平足など不安定な足裏での歩行は、足裏の免震機能が低下し、歩くたびに地面から繰り返される「過剰な衝撃とねじれ」の負担をひざ・腰・首など体の上部に伝えてしまいます。
• この悪い歩き方を続けていると、ひざ・腰・首の痛みや肩こり・首こり・頭痛・めまいなどを引き起こしてしまいます。
• これを防ぐために、テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整えるのに加え、履物には衝撃とねじれを吸収無害化する『免震インソール』で、クッション性を高めて体を守ります。

足裏バランスを整えるエクササイズ