お悩み
静脈瘤には3種類ある
下肢に血管が浮き出て、まれに痛みを伴うもので、3種類のタイプがあります。
- (1)『クモの巣型』
- (2)『木幹型』
- (3)『網目型』
60代 女性
浮き指と静脈瘤・腰痛
一度発症したものが完全に無くなることはなく、医療機関では手術で対応するケースが多いです。
程度にもよりますが、これらのような症状が見られた場合は、まず専門の医師に診てもらうことです。
その上で、後述する足裏のバランスを整える方法を実践して頂きたいと思います。
70代 女性
外反母趾と静脈瘤・ひざ痛・腰痛
50代 女性
外反母趾と静脈瘤・ひざ痛
原因
悪い歩き方が、筋肉へ負担をかけて血管を圧迫
静脈瘤の原因は、2つの要因が重なった時に起こります。
外反母趾や浮き指、扁平足などがある人は、2点歩行によりかかとからの「過剰な衝撃」が腰に繰り返し伝わり、
腰椎の変形とともに坐骨神経が圧迫され、坐骨神経の働きが鈍り、下半身への血液循環不良(うっ血)が起こり、血管への圧力が高まってしまいます。
もう一つは、外反母趾、浮き指、扁平足により、ももやふくらはぎの筋肉に余分な負担をかけることになり、これが
筋肉を硬くしてしまうためにさらに血管への圧力が増し、よりうっ血状態をひどくさせてしまうのです。
この二つの要因が重なり、心臓から送り込まれる血液をうっ血とのバランスが狂い、
血液の逆流を防ぐための弁が壊れ、静脈瘤となるのです。
対策法
足裏のバランスを整えて「指上げ歩き」による負担を軽減!
ひどくなる前に、早めの対応をお勧めします。
「足裏バランステーピング法」や「3本指テーピング靴下」で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張らせ、ふくらはぎや太ももへの負担を軽減させることが大切です。
また、程度により、サラシ固定を行い、しっかりと押圧すると負担が軽減できます。具体的には下腿部、太もも3分の1位上から足首の少し上までの範囲に3裂のサラシ包帯を巻くと効果的です。
サラシが自分で巻けない場合には、専用の着圧ハイソックスとコルセットの併用をおすすめします。
施術で治す
静脈瘤を起こしてしまう人は、下肢の筋肉にかかる負担が大きいため、同時に足の痛みやひざ痛・腰痛・肩こり・首こりなど健康面での不調を抱えています。それらを改善させるため、
骨格バランス改善メニューでは、
健康行為の3原則 【1.バランス 2.血行 3.補強】にそった施術を同時に行い、自然治癒力を最大限に発揮させ、
静脈瘤の予防を図ります。
静脈瘤を進行させないためには、フットバイターによる足裏のマッサージと、手技による全身の血行促進、最後にすね・ふくらはぎに負担をかけさせないために足裏バランステーピングを施すのが有効です。
程度により、すね・ふくらはぎへの負担を軽減させるために、サラシ療法を施します。
自分で治す「セルフリメディ」
足裏のバランスを整えると、ふくらはぎや太ももへの負担が軽減!
- 下肢の静脈瘤の主な原因として、2つの要因が重なった時に起こると考えられています。
(1)「外反母趾」「浮き指」「扁平足」があると、歩く度にかかとからの突き上げが腰に繰り返され、腰椎の変形と共に坐骨神経の働きが鈍り、下半身への血行不良(うっ血)が起こって、血管への圧力が高まります。
(2)「外反母趾」「浮き指」「扁平足」があると、ふくらはぎやももの筋肉に過度の負担をかけることになり、これにより筋肉が疲労して硬くなり、血管への圧力が増し、うっ血をひどくさせます。
この2つが重なった時に、心臓から送り込まれる血液と、うっ血とのバランスが狂い、血液の逆流を防ぐ弁が壊れて、静脈瘤になるのです。
- 自分での対策として、着圧機能あるテーピング靴下で足裏のバランスを整えて、ふくらはぎやももへの負担を軽減させます。また、「免震インソール」を靴の中に入れ、地面からの過剰な突き上げが腰に伝わらないよう防ぎます。尚、こじらせる前に専門医にみてもらうことが大切です。
3本指テーピング靴下
すっきりスリムテーピングハイソックス
綿入り、靴がきつくならない薄手タイプ。
3本指&2本のテーピング機能で足裏のバランスを整えて、指を使って歩くと、すね・ふくらはぎ・もも・お尻への負担を軽減。
更に、足首からふくらはぎまで心地よいソフト着圧機能で「すっきり脚」に!
お洒落なダイヤ柄。
インソール
- 浮き指で指が踏ん張れないと重心がかかとに片寄るため、足裏の免震機能が低下し、歩くたびに「過剰な衝撃とねじれ」を繰り返し腰に伝えてしまいます。この悪い歩き方により、腰の変形と共に坐骨神経の働きを鈍らせ、下肢への血行を悪くしてしまうのです。
- これを防ぐために、テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整え、更に履物には衝撃とねじれを吸収無害化する『免震インソール』で、クッション性を高めて腰を守ることも大切です。
町中ウォーキング免震インソール
滑りにくい素材で日常ウォーキングにおすすめ。人工筋肉素材「ソルボ」の心地良いクッション性で、地面から繰り返される過剰な衝撃とねじれを吸収無害化し、足・ひざ・腰・首を守ります。かかと7mm厚型タイプ。スニーカーなどひも靴でご使用ください。
脚まくら
- 不安定な足裏での歩行は、ふくらはぎや太ももへ過度の負担がかかり、筋肉も緊張状態にあります。毎日寝る前に、脚全体の緊張を専用脚まくらでゆるめ、血行を促すと脚の疲れもスッキリ。
脚スッキリまくら
脚のむくみ、脚のだるさ、足の冷えなどのトラブル対策に。
正座をして約10分、重い脚がスッキリ。手軽でカンタン!
体重による押圧効果でアキレス腱から脚全体の緊張をほぐし、血行を促します。
更に、骨盤のゆがみや背中のハリを解消できるストレッチも兼ねられる便利な枕です。
静脈瘤を防ぐエクササイズ
3本指テーピング靴下を履いて『グーパーリハビリ運動』
足裏のバランスを整えて、すねやふくらはぎに余分な筋肉や脂肪を発達させないために有効な方法として、「グーパーリハビリ運動」があります。
テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整えることに加え、グーパー運動で親指の運動可動域を広げることが大切です。
重要ポイントは、グーパー運動は、『手を使って』親指を付け根から深く曲げたり回したりして動かすことです。手を使わず、足指の力だけで行うのでは、指先しか動きません。踏ん張るためには、指の付け根から内側に曲げたり、回すことが大切です。毎日片足5分ずつ位行うとベストです。翌日に痛みが残らない程度に行って下さい。
お風呂の中で行ったり、またテーピング靴下を履いた状態で行うとより効果的です。
尚、足に痛みがある方は痛いときは行わず、痛みがとれてから行って下さい。
立っている時は『ひざ曲げ立ち』の訓練
電車内や立ち話など直立姿勢の時に、ひざをピンと伸ばしきって立つ悪い癖を正します。ひざを伸ばしきって立つと、全体重をひざの骨に頼って立つことになり、ひざが反り過ぎる「反張ひざ」の原因となります。O脚をひどくさせたり、ひざ痛・腰痛・肩こり・首こりなど体へのダメージが大きいので、ひざを伸ばしきらないことがポイントです。ひざをほんの少しゆるめて立つ癖を身に着けることで、重心が足先に移動し、自然と踏ん張って立つことができるのです。骨に頼らず、筋力で体重を支えることが大切です。
靴に免震インソールを入れて『正しいウォーキング』
「ひざを伸ばしきって、踵から着地する歩き方は、危険!」
かかとからの突き上げが、ひざ・腰・首などへ直撃して、体を痛めるます。
体を守る正しい歩行は、普段よりひざを1~2cm程高く上げ、ひざを伸ばしきらず、足裏全体で着地することにより、ひざ・腰・首への負担を防ぎます。