~「股関節のゆがみ」が下半身太りの原因だった!~
『ダイエットして美しくなりたい!そして、周りから認められたい』
多くの女性がこのような願望を持ち、様々なダイエット法がありますが、股関節のゆがみを正せば自然と引き締まることはあまり知られていないようです。「骨盤ダイエット」という言葉がポピュラーになるくらい骨盤の重要性は浸透していますが、実は骨盤を支えている「股関節」こそが重要なのです。
「股関節」は、両脚の付け根にあり、上半身と下半身をつなぐ重要な“要(かなめ)”の役割を担っている部位です。そして、この股関節は、土台となる『足裏』のバランスに比例するので、「足裏」と「股関節」の両方のバランスを整えることが、下半身ダイエットの秘訣になるのです。
外反母趾や浮き指(指上げ足)・扁平足があると、足指が踏ん張れないため、まっすぐ地面を蹴って歩くことができず、足先が外方向に流れる「ねじれ歩行」になります。この悪い歩き方により、股関節の外側に位置する「大転子」(太ももの付け根の骨)が外側にずれ、それに合わされて上に位置する骨盤にもゆがみが起こるのです。このゆがみを補うため、余分な筋肉や脂肪が蓄えられて、お尻やもも・腰などが次第に太くなるのです。
『ウエストにくびれがない』『ももが太い』『お尻が垂れている』『骨盤の高さが左右で違う』などの体型の崩れは、「足と股関節のゆがみ」に原因があったのです。
また、股関節のゆがみは体型のくずれだけでなく、股関節のO脚や肩コリ・首コリ・頭痛・めまい・自律神経失調状態などの様々な不調を引き起こす原因にもなります。
積み木の原理で考えてみましょう。
積み木の1段目がずれると、その上部は反対側へずらさないと崩れてしまいます。人間の場合、土台となる足裏に「外反母趾」や「浮き指」「扁平足」などがあると足裏のバランスが崩れて、その不安定を補うために股関節がずれ、その上部の骨盤や腰椎、背骨はもちろん首や顎(あご)にまで、土台のバランスを取ろうとしてズレやゆがみが起こるのです。
従い、「第1の土台である足裏」と、そして、「第2の土台である『股関節』」のバランスを整えることで、ゆがんでいる骨盤も整い安定するので、股関節と骨盤のバランスがよくなり、余計な力が必要なくなります。これが、余分についた筋肉や脂肪を減らす結果へとつながるのです。
股関節が外側にずれて骨盤がゆがんでいたことで、下がっていた内臓も正常な位置に近づけられるので、ポッコリ出ていた下腹部がスッキリしたり、ヒップアップされることで脚長効果が期待できたりします。また、骨盤より外にはみ出てしまった股関節を内側に戻そうとする矯正力が働くので、股下のO脚やXO脚の改善にも効果的です。
また、股関節が正しい位置に近づくことで、滞っていたリンパや血行がスムーズになり、むくみや冷えなどが改善されることも多くあります。
カサハラ式 下半身ダイエットの3原則
1.『ゆがみに対するバランス』
股関節のゆがみを整え、身体のバランスを正しい状態に戻すことで、重力とのバランスを図ります。
2.『血行に対するバランス』
開脚などのストレッチ運動で、股関節やその他の身体のゆがみを整えながら、全身の血行をよくし新陳代謝をあげ、やせやすい身体へと導きます。
3.『運動のバランス』
股関節をゆがませない「正しい歩き方」を身に付けることで、やせやすい身体にします。
カサハラ式サラシ療法(すじかい巻き)は、ズレた股関節や骨盤を本来あるべき位置に押し戻します。上半身と下半身の血行がスムーズになるので、代謝もアップしてやせやすい身体になります。
施術で実際行うのは、股関節にサラシを巻いて固定し、股関節と骨盤を整える方法ですが、サラシを巻くのは時間と手間がかかり、高度な技術が必要とされるので、もっと手軽に股関節を固定させるものとして、股関節用の小尻ベルトや股関節サポートガードルなどがあるのです。
股関節がしっかりサポートされている安心感、姿勢が正される気持ちよさを実感して頂けると思います。