お悩み
夕方になるとブーツが履けない!足が冷えきって夜も眠れない!
女性に圧倒的に多い悩みとして、「脚のむくみ・だるさ・冷え」があります。
「脚がむくみやすい」「脚がだるくてムズムズする」「夕方になると靴がきつくなる」「すねを指で押すとへこむ」などといった現象があげられます。
また、足の冷えでは、「足が異常に冷え、芯まで痛む」「足が冷えすぎて眠れない」「足指が紫色になっていたり、しもやけができている」「夏でも足が冷たい」などといった症状です。
また、足が冷える人は、骨盤のゆがみや腰椎がずれている場合も多いので、「腰痛持ち」の人が多い傾向にあります。
足の冷えの原因
不安定な足裏が脚のむくみ・だるさ・冷えの原因!
一般に言われている「あしの冷え」は大きくわけると、「脚の冷え」と「指先の冷え」とがあります。
脚の冷えも、足指の冷えも異常に冷える原因は、外反母趾や浮き指(指上げ足)による
指上げ歩き(足指が踏ん張れず、地面に接地しない歩き方)にあります。
指上げ歩きは、歩くとき過剰な衝撃波やねじれ波が発生し、これが腰へ繰り返されて腰椎を圧迫し変形や歪みを起こしてしまった結果なのです。
変形や歪みを起こした腰椎は、同時に脊柱管を破壊し周りからはカルシウムが流れ出し、坐骨神経の働きを弱めるため、下肢への血行不良を起こして冷えてしまうのです。
特に、脚が異常に冷えるという人は脊柱管の破壊により脳脊髄液がもれ、
下肢全体が機能低下してしまい冷えるのです。
この部分が重要です。脊柱管の中から脳室やクモ膜下腔を満たしている脳脊髄液がもれて、脳脊髄液の絶対量が減少すると重症なムチ打ち症状を起こしたり、自律神経失調症を起こし、この一つとして異常に冷える原因になっている場合が多いのです。これを医学的には「脳脊髄液低下症候群」と呼んでいます。
「脳脊髄液がもれる原因は、悪い足による悪い歩き方が最大原因になっている」このことを知ることも重要です。だから、
あしの冷える人に腰の悪い人が圧倒的に多く、自律神経失調症を伴っているのです。
もう一つ、足指の冷えは悪い腰に加え、中足関節が緩んでいることが原因なのです。
緩んだ中足関節は歩くとき横へ広がり、足指は逆に指同士が圧迫される形となり、指先への血行を妨げるため指が冷え、紫色になったりしもやけができるのです。
脚のむくみの原因
第1の原因
指を踏ん張っていない指上げ歩き(足指が地面に接地しない歩き方)にあります。指を上げて歩くとすねやふくらはぎへ余分な負担が加わり、長年の繰り返しで、すねやふくらはぎの筋肉が疲労状態になり、硬くなってしまいます。
そうすると、下肢の筋肉が血管を圧迫するのです。血液の70%は下肢にあるため、圧迫により血液を心臓に送り返すポンプ作用が弱り、その結果むくむのです。
第2の原因
腰の異常と共に坐骨神経の働きが鈍り、下肢の代謝機能が低下したためです。また、この状態に加え、長時間の立ち姿勢で腰が圧迫されて代謝が悪くなるのです。
第3の原因
更に、長時間のデスクワークなどで大腿部の後面が椅子に圧迫され、下半身の血行が悪くなるというこの3つの要素が重なった結果だったのです。
対策法
足裏のバランスを整えて脚のむくみ・だるさ・冷えを解消!
脚の冷え・むくみ・だるさを解決するには、「足裏バランステーピング法」や「テーピング靴下」で足裏のバランスを整え、足の指をよく使って歩き、足底筋群を発達させることが大切です。足底筋群の発達と共にポンプ作用が高まり、うっ血した静脈をスムーズに心臓へ送り出すことができるので、脚がむくまなくなってくるのです。
また、足裏のバランスを整えて足指を踏ん張らせると、足裏の免震機能が高まり、歩く度に発生する衝撃波とねじれ波を吸収無害化するため、腰への負担も軽減します。
更に、疲労して硬くなった下肢の筋肉(すねやふくらはぎの筋肉)をすばやくゆるめるには、専用の脚まくらを10分位使用し、アキレス腱の緊張を緩める方法が最適です。手に入らない場合は、これに似たものを数枚のバスタオルを硬く丸めて作ることができます。写真のように、アキレス腱を自分の体重で上下から圧迫して簡単に緩めることができます。即効性があり、頭の重さまで楽になってきます。簡単にできるので便利です。
また、専用マッサージ器で足裏から全身への血行を促すこともお勧めです。
そのほか、「開脚運動」を行い、上半身と下半身のバランスを整えると、血行が促されます。
施術で治す
脚のむくみ・だるさ・冷え改善メニューでは、
健康行為の3原則 【1.バランス 2.血行 3.補強】にそった施術を同時に行い、自然治癒力を最大限に発揮させ、
脚のむくみ・だるさ・冷えの根本改善を図ります。
電気療法や専用マッサージ器(フットバイター)・手技により足裏から全身の緊張をほぐして血行を促します。特に、悪い歩き方により緊張したアキレス腱を、押圧することですね・ふくらはぎの緊張をほぐし、足先から心臓へ血液を送り返すポンプ作用を高めて血行促進を行います。
更に、やさしいバランス整体で体のゆがみを整えてから、「足裏バランステーピング法」で土台となる足裏のバランスを整え
「ねじれ歩行」や
「指上げ歩き」を改善させます。
また、腰への負担が多く、腰のゆがみやズレを伴う場合は、サラシを用いた股関節へのサポートが大切です。サラシを用いて
「大転子」を強力にサポートすると、その上の骨盤や腰椎のバランスも整い、負担を軽減できます。「大転子」のサポートは、自然と骨盤の位置が正常になるので余分な脂肪を燃焼させる手助けにもなります。
自分で治す「セルフリメディ」
足裏のバランスを整えて脚のむくみ・だるさ・冷えを解消!
「脚のむくみ・だるさ・冷え」を自分でケアする方法は、
- (1)外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整え、すね・ふくらはぎへの余分な負担を軽減させます。足指を使わせることで、すね・ふくらはぎの筋復運動が起こり、ポンプ作用を高めて血行を促します。
- (2)長時間のデスクワークで、太ももの後ろ側が圧迫され続けると血行不良となり、脚のむくみ・だるさをよりひどくしてしまいます。「脚すっきりまくら」を用いて、アキレス腱をはじめ、ふくらはぎ・太もも全体の緊張をほぐして血行を促します。
- (3)外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏は、免震機能が低下するため、歩く度に地面からの突き上げを腰に伝えてしまいます。腰の変形と共に坐骨神経が圧迫され、脚のむくみや冷えを起こしてしまいます。予防として、免震インソールで、地面からの突き上げが腰に伝わらないように防ぎます。また、腰痛がある場合は、専用の腰ベルトで腰をサポートします。
3本指テーピング靴下
すっきりスリムテーピングハイソックス
綿入り、靴がきつくならない薄手タイプ。
3本指&2本のテーピング機能で足裏のバランスを整えて、指を使って歩くと、すね・ふくらはぎ・もも・お尻への負担を軽減。
更に、足首からふくらはぎまで心地よいソフト着圧機能で「すっきり脚」に!
お洒落なダイヤ柄。
指を開いて 足ぽかぽか靴下
【暖かい裏起毛素材で足ぽっかぽか!】足裏のバランスを整えると、すね・ふくらはぎの緊張がゆるんで血行が良くなり、足がぽかぽか!足の冷え対策に最適!3本指と2本のテーピング機能付きなので、外反母趾・浮き指
・扁平足対策にも!
※足裏バランスを整える『3本指テーピング靴下』はこの他にも豊富なラインナップを取り揃えております。「3本指&2本のテーピング機能」は共通となっておりますので、お好みの丈や素材でお選び頂けます。
インソール
- 外反母趾や浮き指・扁平足で指が踏ん張れないと、重心のかかと寄りと左右差から、足裏の免震機能が低下し、歩くたびに「過剰な衝撃とねじれ」を繰り返し、ひざ・腰・首など上部に伝えてしまいます。この悪い歩き方により、体の痛みや不調を起こしてしまうのです。
- これを防ぐために、テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整えると同時に、履物には衝撃とねじれを吸収無害化する『免震インソール』で、クッション性を高めて体を守ることが大切です。
町中ウォーキング免震インソール
滑りにくい素材で日常ウォーキングにおすすめ。人工筋肉素材「ソルボ」の心地良いクッション性で、地面から繰り返される過剰な衝撃とねじれを吸収無害化し、足・ひざ・腰・首を守ります。かかと7mm厚型タイプ。スニーカーなどひも靴でご使用ください。
脚まくら
脚スッキリまくら
脚のむくみ、脚のだるさ、足の冷えなどのトラブル対策に。
正座をして約10分、重い脚がスッキリ。手軽でカンタン!
体重による押圧効果でアキレス腱から脚全体の緊張をほぐし、血行を促します。
更に、骨盤のゆがみや背中のハリを解消できるストレッチも兼ねられる便利な枕です。
フットバイター
足裏から全身への血行を促し、疲労した体をほぐします!
全身どこでも気になるところに使えて、寝ころびながら簡単にマッサージ。心の底からリラックス!
脚の疲れ・だるさ・冷えもすっきり!
股関節ベルト
ココベルト17
両手を入れるポケット付きだから、力の弱い方でも強力に骨盤と股関節をサポート! ずれたゆがんだ股関節を強力にサポートし、骨盤のゆがみを整えます。 股関節の痛みや腰痛対策にも最適。 ベルトがどこでもつくので、サイズ幅もあり、微調整ができて便利。
脚のむくみ・だるさ・冷えを解消するエクササイズ
3本指テーピング靴下を履いて『グーパーリハビリ運動』
足裏のバランスを整えて、すねやふくらはぎに余分な筋肉や脂肪を発達させないために有効な方法として、「グーパーリハビリ運動」があります。
テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整えることに加え、グーパー運動で親指の運動可動域を広げることが大切です。
重要ポイントは、グーパー運動は、『手を使って』親指を付け根から深く曲げたり回したりして動かすことです。手を使わず、足指の力だけで行うのでは、指先しか動きません。踏ん張るためには、指の付け根から内側に曲げたり、回すことが大切です。毎日片足5分ずつ位行うとベストです。翌日に痛みが残らない程度に行って下さい。
お風呂の中で行ったり、またテーピング靴下を履いた状態で行うとより効果的です。
尚、足に痛みがある方は痛いときは行わず、痛みがとれてから行って下さい。
骨盤のゆがみを整える「開脚運動」
「骨盤のゆがみ」がある人は、開脚ができないという特徴があります。この運動は、外側にずれた股関節の外側に位置する「大転子」のゆがみを整え、その上の骨盤のバランスを整えます。
上半身と下半身のバランスがよくなるため、体の調子もよくなります。
毎日、少しずつ慣らし、根気よく続けることが大切です。上半身が床につくくらいまで倒せるようになればベストです。
立っている時は『ひざ曲げ立ち』の訓練
電車内や立ち話など直立姿勢の時に、ひざをピンと伸ばしきって立つ悪い癖を正します。ひざを伸ばしきって立つと、全体重をひざの骨に頼って立つことになり、ひざが反り過ぎる「反張ひざ」の原因となります。O脚をひどくさせたり、ひざ痛・腰痛・肩こり・首こりなど体へのダメージが大きいので、ひざを伸ばしきらないことがポイントです。ひざをほんの少しゆるめて立つ癖を身に着けることで、重心が足先に移動し、自然と踏ん張って立つことができるのです。骨に頼らず、筋力で体重を支えることが大切です。
靴に免震インソールを入れて『正しいウォーキング』
「ひざを伸ばしきって、踵から着地する歩き方は、危険!」
かかとからの突き上げが、ひざ・腰・首などへ直撃して、体を痛めます。
体を守る正しい歩行は、普段よりひざを1~2cm程高く上げ、ひざを伸ばしきらず、足裏全体で着地することにより、ひざ・腰・首への負担を防ぎます。