N.S(36歳 主婦)
出産前後のカサハラ式セルフケア
一人目の妊娠・出産時にはまだ知らなかったカサハラ式のケアを、二人目では
妊娠前から産後の今でも実践しています。一人目の時より6年も歳を重ねていることから、トラブルがあるのでは?という不安はありましたが、妊娠中の体調も順調で、出産もとても安産でした♪
産後の骨盤の緩みや歪み、腰痛を防止するために、
産後すぐに骨盤ベルトをつけていました。締め付けの具合は、無理のない程度に。そのためか、産後すぐにまっすぐ歩ける状態でした。もちろん、3本指のテーピング靴下は、歩く際は常にはいていました。
骨盤ベルトは子育て中の腰痛予防に絶対的におススメです!私はこれなしでは考えられません。赤ちゃんが小さいうちは、オムツ替えや着替え、授乳も頻繁ですし、沐浴など、母親は割と無理な体勢をとりがちです。少し大きくなると、抱っこひもでお出かけして、外出時は抱っこひもをしながらお手洗いに行くことも。これはとても危険です。とっても無理な体勢をとります!グキっとやってしまって、そこから動けないということも。本当に辛かったです。
腰痛予防のみならず、骨盤の歪み対策、開いてしまった骨盤をきゅっとしめて、
小尻にもなります。産後は小尻にするチャンスです!私のお尻が小尻であるかは触れられませんが、骨盤ベルトをしないよりは絶対に良くなるはずです。
また、2人目の妊娠中、笠原先生お勧めの「ドッグブレス呼吸法」はとても有効でした。おなかのハリを感じた時は、赤ちゃんがおなかで酸素が足りなくて、苦しいのかもしれない!
という思いで、何度もドッグブレスをやりました。そうすると、すーっとハリがおさまっていくのです!!あー、苦しかったんだねー、ごめんねーもう大丈夫だよーと、何度おなかの中の子に、心で話しかけたことか。
妊娠中はどうしてもおなかが重かったり、おなかをかばってあるくためか、重心バランスが崩れます。それを主に首で補っているのでしょう、首がこります。体に酸素が足りないと感じて息苦しくなることもありました…。首がこると、血液が脳に回らないのか、頭痛やめまいにもつながりやすいと思いました。そういう時には、
ドッグブレス呼吸法はかなり有効でした。これは産後も同様です。
それから、これも外せない、首のケアです。生まれてすぐは特に授乳回数が多いので、首にきます。どうしても授乳のときは赤ちゃんの顔がみたいので、首は常に下向きで、ものすごい負担がかかっています。一人目の時はそこまででもなかったのですが、6年の歳月が流れたからでしょうか、首はとても辛かったです。そこで、すぐに首用サポーターでケアしました。コルセットなしでは、娘の顔を見ながらの授乳は無理だったと断言できます。首が辛いと、本当に何もかもが辛いです。ひどいと、頭痛にもなりますし、さまざまな活動のやる気を損ねます。母親が体調を崩したり、笑顔を失っている場合ではないので、
首用サポーターは必須です。
産後のダイエット
「出産後の体型が戻らない」
これはおそらく全員が口をそろえて言う問題だと思います。なぜ全員がいうのか?ひとつには、そういうイメージも先行しているかと。出産前と後では、生活リズムがガラッと変わりますので、産後太りの原因のひとつは生活習慣が変わることだと思います。
とはいえ「いやいや、出産だけが原因じゃないのでは?」とも思います。出産後に体型が戻らないのは、間違いなく下半身ですね。これは、
出産の際に開いた骨盤を締めることを怠り、開きっぱなし状態で放置した結果、ダイエットをして体重がおちても、下半身はおっきいまんま、という結末です。私がいうのもなんですが、下半身が大きなお母さんは、本当にたくさんいます。ぱっと見、スリムそうで綺麗にされているのに、下半身は・・・という方、非常に多いですね。同時に、産後の下半身の大きさに悩みを持つ方は絶対的に多いので、カサハラ式の骨盤ケアはもってこいだと思います!