S.K(34歳 自営業手伝い)
私が先生の施術院を訪れたきっかけは、たまたまテレビに先生が出演されたのを見たことです。足の専門家であることを知り、近かったことから行ってみようと思ったのです。以前から扁平足が気にはなりつつ遺伝だと思いあきらめていた部分もありました。ところがテレビを見ているうちにどうもそうではないような気がしたからです。
最初先生に足を見せて扁平足であることを言いましたら、足を見ただけでとても疲れやすいはずだと指摘されました。そして、その為に過食して肥満につながっているのだと言われたのです。その通りだったのでちょっとびっくりしました。とにかく私はすぐに疲れてしまうのです。
いつでも体がだるくてかったるいというのが当たり前のことです。そして、疲れるとすぐに甘いものがほしくなり、ついついケーキやチョコなどに手が出てしまうのです。ですから、昔からぽっちゃり型でした。
初めて先生の施術を受けた直後、体がものすごく楽になったのが実感できました。特に、マッサージ器はとても気持ちがよかったのです。体がこれだけ楽になる感覚を覚えてしまったら、定期的に通わずにはいられなくなってしまったのです。それくらい私は疲れやすかったのです。また、テーピングをしてもらい初めて足の指に力が入ることが分かりました。
先生は、半年くらいこの方法を続けると足指に踏ん張る力がつくと共に、疲れにくい体となりダイエットにもつながると教えてくれました。その時の私は、ダイエットよりも疲れやすい体を少しでも楽にすることの方が優先でした。自分でもテーピングに代わる靴下や専用のインソールを使い続けました。テーピングやテーピングの靴下を履くと、足の疲れ方も違うので手放せなくなりました。更に、先生の施術に使っているマッサージ器を私は自分の家でも使いたいと思い購入しました。ものすごく疲れやすかった私にはこのマッサージ器は一番のお気に入りです。
こうして続けているうちに、いつしかものすごく疲れやすかった私は以前に比べ体力がかなりついていることに気づきました。さらに、久しぶりに体重計に乗ったら3ヶ月しか経っていないのに体重が2.5kgも減っていたのです。確かに、以前より疲れにくくなったと同時に間食が減っていました。でもそれ以外はいつもとかわらず3食はしっかり食べていました。
最初に先生が
扁平足の人は肥満になるとおっしゃいましたが、初めて自分の身をもって知ることができました。まだこれからもウエイトダウンを目指して、続けていきます。体が楽になり、ダイエットもできるというのはとっても得した気持ちです。
先生ありがとうございました。
笠原巖先生のコメント
扁平足の人は足指の力が弱く、足裏が不安定になっています。これを補おうとして全身に余分な力を入れ続けることになります。これは丁度、「竹馬で歩く時の原理」と同じように全身に余分な力をいれ、これを続けると体も疲労しやすくなります。この疲労をカロリーで補おうとするため、過食をしてしまい次第に筋肉と脂肪が蓄えられて、ウエストのくびれがなくなってしまうのです。これがポッチャリ型の肥満です。
扁平足の人はこれ以外にも足裏のクッション作用が衰えてしまっているので、歩く時地面からの過剰な衝撃を腰や首で受けることになり、腰痛と共に首、肩のコリを伴うのです。この時、過剰な衝撃を首で多く受けてしまうと、頚椎の一番目が変形して自律神経に異常を起こしてしまいます。
自律神経の異常はホルモンバランスを狂わすので、ここでも本能的に過食が起ってしまうのです。
扁平足の人は足裏から全身のバランスを整え、特に頚椎を安定させることがダイエットのポイントなのです。足裏のバランスを整えることをスタートラインにし、それからよく歩くことを心がける、これがダイエットや健康の基本なのです。