お悩み
足が開いてしまうX脚は上半身が太くなる!
X脚はまっすぐ立つと、
「ひざはつくが、ひざ下がハの字に開いてしまう状態」で、欧米人に多い体型です。
内くるぶしに重心が片寄り、足裏が外側を向く「外反扁平足」(がいはんへんぺいそく)になっている場合が多くあります。
X脚は足裏の不安定を上半身で補うので、脚が細いのに対し、上半身が太いのが特徴です。
ひざを伸ばしきった「
反張膝」をともない、歩行時にひざが上がらないので、靴の内側が減りやすいのです。
X脚も、外反母趾や浮き指・扁平足などの足裏の不安定が伴っているため、歩くたびに地面からの過剰な衝撃とねじれの破壊力を、ひざの外側に繰り返し受けてしまうのです。
その結果、ひざの外側が痛む場合があります。特に、ヒールなどを履いて忙しく歩き回った後などは、
ひざの外側が痛くなったり、しびれたりする場合があります。
原因
『外反扁平足』によって起こる『ねじれ歩行』が原因!
通常、X脚は足関節の内くるぶしに重心が片寄るため、足裏が外方向へ傾いて、アーチも消失傾向となり、「外反扁平足」(がいはんへんぺいそく)になります。このため、歩くとき、足先が必要以上に外方向へ流れる「ねじれ歩行」となるのです。
「ねじれ歩行」によるストレスが上部に伝わりますが、外反扁平足があるとひざを内側に締める筋力が強いため、ひざから下が極端に外側に弯曲して、X脚になってしまうのです。
テコの原理で説明すると、X脚は外反扁平足(がいはんへんぺいそく)傾向にあるため、足先が「力点」となり、外側に流れる「ねじれ歩行」になります。
そして、内くるぶしが「支点」となり、ひざの中心付近が「作用点」となって力が外側に逃げます。
更に、ひざを締める力が強いと、ひざの内側が「反作用点」となり、両ひざはついて、ひざから下が「ハ」の字になるX脚になります。
その結果、ももの付け根にあたる「大転子」が「作用点」となり外側にずれて、太ももが出っ張るのです。
岡山県 30代女性(販売職)
X脚・首こり・肩こり・過呼吸・自律神経失調状態・頭痛・めまい
外反母趾・浮き指・扁平足は「ねじれ歩行」と「反張ひざ」の原因!
改善法
足裏のバランスを整えてX脚の原因「ねじれ歩行」を防ぐ!
X脚を改善するには、「足裏バランステーピング法」や「3本指テーピング靴下」で、不安定な足裏となる
外反扁平足を整え、「ねじれ歩行」を防ぐことが大切です。
「ねじれ歩行」を繰り返す人は、足指が地面を踏ん張ることができず、重心がかかとに片寄り、不安定な「2点歩行」になっています。テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整えると、
安定した「3点歩行」となり、足裏の正しいアーチ機能が再生され、足指を踏ん張ってまっすぐ蹴って歩けるようになるのです。
X脚の人は、「ねじれ歩行」を防ぐために、
「グーパーリハビリ運動」を毎日行い、足指の運動可動域を広げて踏ん張れるように促しましょう。テーピングやテーピング靴下を履きながら行うことで、更に効果を高めることができます。
また、股関節のゆがみを整えるために、
「開脚運動」も大切です。
更に、股関節のゆがみを整え、ももとお尻を引き締めるために、
股関節への「サラシ無重力療法」または、専用「ココベルト」(股関節ベルト)で、股関節の外側にあたる「大転子」を強力にサポートして、大転子を正常な位置に近づけることが大切です。
施術で治す
「X脚」があると、脚が太くなるだけでなく、体のゆがみと共に腰痛・肩こり・首こり・冷えなど健康面でも悪影響を及ぼします。そのため、「
X脚改善メニュー」では、
健康行為の3原則 【1.バランス 2.血行 3.補強】にそった施術を同時に行い、自然治癒力を最大限に発揮させ、
X脚の原因を根本から改善させます。
電気療法や専用マッサージ器(フットバイター)・手技により足裏から全身の緊張をほぐして血行を促し、更に、やさしいバランス整体で体のゆがみを整えます。その上で、土台となる足裏のバランスを整えておくと、整体効果を持続することができるのです。
確実に、ももやお尻を引き締めるには、股関節に
『サラシ無重力療法』を行います。
「カサハラ式足裏バランステーピング法」で足裏のバランスを整え、正しい歩行で歩くということが共通した考えであり、基本となる部分なのです。親指に力が入るようになると、姿勢もよくなり、より基礎代謝も高まって余分な脂肪が燃焼されるのです。
自分で治す「セルフリメディ」
「ねじれ歩行」を整えて上半身も引き締める!
- X脚の原因は、外反扁平足による「ねじれ歩行」にあります。
- O脚を自分で解消するポイントは、
(1)「足裏バランステーピング法」や「3本指テーピング靴下」で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張ってまっすぐ蹴って歩けるように促すことからスタートです。
3本指テーピング靴下
ひざまっすぐテーピングハイソックス
3本指と2本のテーピング機能で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張った正しい歩行を促します。更に、ひざ下の外側をギュッと押さえるO脚補正機能付き。
O脚の原因となる足裏のゆがみと一緒にO脚対策に。
指先とかかとに薄手のパイル編みで心地よいクッション性。
外反内反くつ下(3本指テーピングタイプ)
脱ぎ履きしやすい足首丈で、初めての方にもおすすめです。
3本指と甲部分に編み込まれた2本のテーピング機能で、外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整えます。
O脚の原因となる「ねじれ歩行」を防いで、指を踏ん張った正しい歩行を促します。
※足裏バランスを整える『3本指テーピング靴下』はこの他にも豊富なラインナップを取り揃えております。「3本指&2本のテーピング機能」は共通となっておりますので、お好みの丈や素材でお選び頂けます。
インソール
- (2)指がふんばれない「ねじれ歩行」は、歩くたびに地面から「過剰な衝撃とねじれ」を繰り返し上部に伝えてしまいます。それが、ひざの痛みや肩こり・首こりなど首のトラブルの原因にも。人工筋肉素材の免震インソールで、地面から繰り返される「過剰な衝撃とねじれ」を吸収無害化することも大切です。
町中ウォーキング免震インソール
滑りにくい素材で日常ウォーキングにおすすめ。人工筋肉素材「ソルボ」の心地良いクッション性で、地面から繰り返される過剰な衝撃とねじれを吸収無害化し、足・ひざ・腰・首を守ります。かかと7mm厚型タイプ。スニーカーなどひも靴でご使用ください。
ひざサポーター
- (3)すでにO脚と共に、ひざの痛みがある場合は、ひざサラシ療法の原理を応用した専用ひざサポーターで、O脚によるねじれを強力にサポート。
固定力ひざヘバサポーター
左右のニーロックベルトV字ベルトでひざを強力にロックする抜群の固定力。過剰な衝撃とねじれを吸収して、ひざを守ります。 脱着が簡単なオープンタイプ。かみ合わせの悪いひざに繰り返される過剰な「衝撃とねじれ」を強力にロックしてサポート! 両サイドの押圧ボーンの添え木の効果でひざのねじれを止めてひざが安定。
股関節ベルト
- X脚は、ひざを締める力が極端に強いため、股関節の外側にある「大転子」が外側にずれ、ももの外側とお尻が太く発達してしまいます。股関節がずれると骨盤もゆがみ、その上の腰や背骨・首にまでゆがみも引き起こし、首こり・肩こり・頭痛など健康面での悪影響を引き起こしてしまうので注意が必要です。
- 自分でケアする方法は、ずれた大転子を専用股関節ベルトで強力にサポートし、正常な位置に近づけることでお尻とももが引き締まってきます。
ココベルト17
両手を入れるポケット付きだから、力の弱い方でも強力に骨盤と股関節をサポート! 股の間が開き、ももが出っ張る「股関節のO脚」に。 股関節の痛みや腰痛対策にも最適。 ベルトがどこでもつくので、サイズ幅もあり、微調整ができて便利。
脚まくら
- 外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏での歩行は、足首・すね・ふくらはぎ・ももへ過度な負担がかかるため、筋肉が疲労して硬くなり、血行も悪くなります。「脚がだるい」「冷える」のもそのためです。脚すっきりまくらは、正座をすることで自分の体重で脚を押圧し、簡単に脚全体の緊張をほぐします。脚の筋肉のポンプ作用を助けて血行促進を図り、不思議なほど重かった脚が軽くなるのです。
脚スッキリまくら
脚のむくみ、脚のだるさ、足の冷えなどのトラブル対策に。
正座をして約10分、重い脚がスッキリ。手軽でカンタン!
体重による押圧効果でアキレス腱から脚全体の緊張をほぐし、血行を促します。
更に、骨盤のゆがみや背中のハリを解消できるストレッチも兼ねられる便利な枕です。
「X脚」改善エクササイズ
3本指テーピング靴下を履いて『グーパーリハビリ運動』
指を踏ん張った正しい歩行を促すために、テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整えることに加え、グーパー運動で親指の運動可動域を広げることが大切です。
重要ポイントは、グーパー運動は『手を使って』親指を付け根から深く曲げたり回したりして動かすことです。手を使わず、足指の力だけで行うのでは、指先しか動きません。踏ん張るためには、指の付け根から内側に曲げたり、回すことが大切です。
毎日片足5分ずつ位行うとベストです。翌日に痛みが残らない程度に行って下さい。
お風呂の中で行ったり、またテーピング靴下を履いた状態で行うとより効果的です。
尚、足に痛みがある方は痛いときは行わず、痛みがとれてから行って下さい。
骨盤のゆがみを整える「開脚運動」
「骨盤のゆがみ」がある人は、開脚ができないという特徴があります。この運動は、外側にずれた股関節の外側に位置する「大転子」のゆがみを整え、その上の骨盤のバランスを整えます。
上半身と下半身のバランスがよくなるため、体の調子もよくなります。
毎日、少しずつ慣らし、根気よく続けることが大切です。上半身が床につくくらいまで倒せるようになればベストです。
立っている時は『ひざ曲げ立ち』の訓練
電車内や立ち話など直立姿勢の時に、ひざをピンと伸ばしきって立つ悪い癖を正します。ひざを伸ばしきって立つと、全体重をひざの骨に頼って立つことになり、ひざが反り過ぎる「反張ひざ」の原因となります。O脚をひどくさせたり、ひざ痛・腰痛・肩こり・首こりなど体へのダメージが大きいので、ひざを伸ばしきらないことがポイントです。ひざをほんの少しゆるめて立つ癖を身に着けることで、重心が足先に移動し、自然と踏ん張って立つことができるのです。骨に頼らず、筋力で体重を支えることが大切です。
靴に免震インソールを入れて『正しいウォーキング』
「ひざを伸ばしきって、踵から着地する歩き方は、危険!」
かかとからの突き上げが、ひざ・腰・首などへ直撃して、体を痛めるます。
体を守る正しい歩行は、普段よりひざを1~2cm程高く上げ、ひざを伸ばしきらず、足裏全体で着地することにより、ひざ・腰・首への負担を防ぎます。