お悩み
ひざがつくXO脚はお尻と太ももが異常に太くなる!
「XO脚」は、両ひざはくっつくが、太ももの内側とふくらはぎの内側がくっつかず、外側にはみ出している状態です。ひざから上がO脚で、ひざを接点にXのように見えるので、XO脚と名付けられたようです。ひざを内側に締める筋力が特に強い、若い女性に多くみられます。
XO脚の体型的な特徴は、
猫背で腰が反っている、ひざのお皿が内側を向いている、内またで歩く女性などが多いようです。
XO脚は、太ももとお尻の外側、ひざの外側が異常に発達して太くなるのが特徴です。
顔は小さく、上半身が細いにも関わらず、太ももとお尻、ひざの外側だけが異常に発達して太くなっているのです。これは欧米人などにも多い体型です。
また、
ひざが反り過ぎる「反張ひざ」が伴う場合が多くみられ、腰の反り過ぎによるぽっこりお腹(出っ腹)や出っ尻の体型になってしまいます。
第2の土台となる股関節が大きくずれると、その上の骨盤・腰椎にもゆがみが生じて腰痛が起こるほか、背骨が曲がる側弯症、更に首にまでゆがみや変形が起こると、
頭痛、肩こり、めまい、自律神経失調状態に陥ってしまうケースもあります。
骨盤のゆがみから様々な不調やスタイルの崩れが起こる!
原因
「ねじれ歩行」と、ひざの反り過ぎ「反張ひざ」でXO脚になる!
外反母趾や浮き指、扁平足などにより、足裏が不安定で足指が踏ん張れないと、足先が外方向へ流れる「
ねじれ歩行」となります。このとき、大腿内転筋群の締める力が特に強くて勝ると、ひざ下の外側にある腓骨頭は外側にずれてはみ出し、逆に両ひざのお皿は内側に傾き、内股歩きになってしまうのです。更に、ひざが内側に傾くと、その上の大転子が大きく外側にはみ出し、お尻やももが引っ張られて外側にはみ出すように異常に太くなるのです。
テコの原理で説明すると、足先が「力点」となり、内くるぶしが「支点」、ひざの外側の腓骨頭が「作用点」となって力が逃げて外側にずれます。更に、ひざを締める力が強いと「反作用点」となってひざの関節をはさんで、上下で相反するねじれのストレスが起こります。
そして、太ももの骨となる大腿骨が斜めに傾きます。最終的にその上部の股関節を形成する大転子が外側に引っ張られ“
ひざの内側はくっついているが、お尻とひざ下だけが開いたXO脚”になってしまうのです。
XO脚も、
ひざの反りすぎ「反張ひざ」を伴う場合が多く、負担を倍増させるので、ひざを曲げ加減で立つ訓練「ひざ締め立ち」が必要です。
「ひざを伸ばしきって、立つ」のは危険
ひざを伸ばしきって立つと、骨に頼って体重を支えることになり、ひざや腰・首を痛める原因になるので要注意!ひざを軽くゆるめて筋力で体重を支えることが重要。
外反母趾・浮き指・扁平足は「ねじれ歩行」と「反張ひざ」の原因!
改善法
足裏のバランスを整え、「ねじれ歩行」と「反張ひざ」を改善する!
XO脚を改善するには、「足裏バランステーピング法」や「3本指テーピング靴下」で、不安定な足裏のバランスを整え、「
ねじれ歩行」と「
反張ひざ」を防ぐことが必要です。
同時に、外側にずれた大転子(股関節の外側に位置する)を、
「腰サラシ療法」、また
専用「小尻ベルト」で強力に締めることが重要なポイントです。
大転子を締めて正常な位置に近づくと、その上に乗る骨盤のゆがみも整い、お尻とももに余分についた筋肉や脂肪が燃焼されて下半身が引き締まってきます。
更に、「
開脚運動」を毎日行うことで、外側に出っ張ってしまった大転子を正しい位置へ戻すことができます。
また、「ひざ曲げ立ち」を日頃から行い、ひざの反り過ぎ「反張ひざ」を防ぎます。ひざを伸ばしきって骨に頼って立つのではなく、軽くひざを曲げて筋力で体重を支えることが大切です。
ひどい股関節O脚を伴う場合は、足裏のバランスを整えることに加え、股関節に「
サラシ無重力療法」を行い、股関節を強力に引き締めましょう。
股関節のゆがみが取れてくると、余分な筋肉や脂肪が軽減され、お尻やもものまわりをスッキリと引き締めることができるのです。
施術で治す
「XO脚」があると、脚が太くなるだけでなく、体のゆがみと共に腰痛・肩こり・首こり・冷えなど健康面でも悪影響を及ぼします。そのため、
XO脚改善メニューでは、
健康行為の3原則 【1.バランス 2.血行 3.補強】にそった施術を同時に行い、自然治癒力を最大限に発揮させ、
XO脚の原因を根本から改善させます。
電気療法や専用マッサージ器(フットバイター)・手技により足裏から全身の緊張をほぐして血行を促し、更に、やさしいバランス整体で体のゆがみを整えます。その上で、土台となる足裏のバランスを整えておくと、整体効果を持続することができるのです。
確実にももやお尻を細くするには股関節に
『サラシ無重力療法』を行います。
足裏のバランスを整え、正しい歩行でよく歩くということが共通した考えであり、基本となる部分なのです。親指に力が入るようになると、姿勢もよくなり、より基礎代謝も高まって余分な脂肪が燃焼されるのです。
自分で治す「セルフリメディ」
ねじれ歩行と反張ひざを改善して、下半身全体を引き締める!
- XO脚の原因は、外反母趾・浮き指・扁平足により、指が踏ん張れないために起こる「ねじれ歩行」と、ひざの反り過ぎ「反張ひざ」にあります。
- O脚を自分で解消するポイントは、
(1)「テーピング」や「3本指テーピング靴下」で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張ってまっすぐ蹴って歩けるように促します。
3本指テーピング靴下
ひざまっすぐテーピングハイソックス
3本指と2本のテーピング機能で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張った正しい歩行を促します。更に、ひざ下の外側をギュッと押さえるO脚補正機能付き。
O脚の原因となる足裏のゆがみと一緒にO脚対策に。
指先とかかとに薄手のパイル編みで心地よいクッション性。
外反内反くつ下(3本指テーピングタイプ)
脱ぎ履きしやすい足首丈で、初めての方にもおすすめです。
3本指と甲部分に編み込まれた2本のテーピング機能で、外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整えます。
O脚の原因となる「ねじれ歩行」を防いで、指を踏ん張った正しい歩行を促します。
※足裏バランスを整える『3本指テーピング靴下』はこの他にも豊富なラインナップを取り揃えております。「3本指&2本のテーピング機能」は共通となっておりますので、お好みの丈や素材でお選び頂けます。
インソール
- (2)指がふんばれない「ねじれ歩行」は、歩くたびに地面から「過剰な衝撃とねじれ」を繰り返し上部に伝えてしまいます。それが、ひざの痛みや肩こり・首こりなど首のトラブルの原因にも。人工筋肉素材の免震インソールで、地面から繰り返される「過剰な衝撃とねじれ」を吸収無害化することも大切です。
町中ウォーキング免震インソール
滑りにくい素材で日常ウォーキングにおすすめ。人工筋肉素材「ソルボ」の心地良いクッション性で、地面から繰り返される過剰な衝撃とねじれを吸収無害化し、足・ひざ・腰・首を守ります。かかと7mm厚型タイプ。スニーカーなどひも靴でご使用ください。
ひざサポーター
- (3)すでにO脚と共に、ひざの痛みがある場合は、ひざサラシ療法の原理を応用した専用ひざサポーターで、O脚によるねじれを強力にサポート。
固定力ひざヘバサポーター
左右のニーロックベルトV字ベルトでひざを強力にロックする抜群の固定力。過剰な衝撃とねじれを吸収して、ひざを守ります。 脱着が簡単なオープンタイプ。かみ合わせの悪いひざに繰り返される過剰な「衝撃とねじれ」を強力にロックしてサポート! 両サイドの押圧ボーンの添え木の効果でひざのねじれを止めてひざが安定。
股関節ベルト
- XO脚は、ひざを締める力が強いため、股関節の外側にある「大転子」が外側にずれ、ももの外側とお尻が太く発達してしまいます。股関節がずれると骨盤もゆがみ、その上の腰や背骨・首にまでゆがみも引き起こし、首こり・肩こり・頭痛など健康面での悪影響を引き起こしてしまうので注意が必要です。
- 自分でケアする方法は、ずれた大転子を専用ベルトでサポートし、正常な位置に近づけることでXO脚の解消と共にお尻とももが引き締まってきます。
ココベルト17
両手を入れるポケット付きだから、力の弱い方でも強力に骨盤と股関節をサポート! 股の間が開き、ももが出っ張る「股関節のO脚」に。 股関節の痛みや腰痛対策にも最適。 ベルトがどこでもつくので、サイズ幅もあり、微調整ができて便利。
脚まくら
- 外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏での歩行は、足首・すね・ふくらはぎ・ももへ過度な負担がかかるため、筋肉が疲労して硬くなり、血行も悪くなります。「脚がだるい」「冷える」のもそのためです。脚すっきりまくらは、正座をすることで自分の体重で脚を押圧し、簡単に脚全体の緊張をほぐします。脚の筋肉のポンプ作用を助けて血行促進を図り、不思議なほど重かった脚が軽くなるのです。
脚スッキリまくら
脚のむくみ、脚のだるさ、足の冷えなどのトラブル対策に。
正座をして約10分、重い脚がスッキリ。手軽でカンタン!
体重による押圧効果でアキレス腱から脚全体の緊張をほぐし、血行を促します。
更に、骨盤のゆがみや背中のハリを解消できるストレッチも兼ねられる便利な枕です。
「XO脚」改善エクササイズ
3本指テーピング靴下を履いて『グーパーリハビリ運動』
指を踏ん張った正しい歩行を促すために、テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整えることに加え、グーパー運動で親指の運動可動域を広げることが大切です。
重要ポイントは、グーパー運動は『手を使って』親指を付け根から深く曲げたり回したりして動かすことです。手を使わず、足指の力だけで行うのでは、指先しか動きません。踏ん張るためには、指の付け根から内側に曲げたり、回すことが大切です。
毎日片足5分ずつ位行うとベストです。翌日に痛みが残らない程度に行って下さい。
お風呂の中で行ったり、またテーピング靴下を履いた状態で行うとより効果的です。
尚、足に痛みがある方は痛いときは行わず、痛みがとれてから行って下さい。
立っている時は『ひざ曲げ立ち』の訓練
電車内や立ち話など直立姿勢の時に、ひざをピンと伸ばしきって立つ悪い癖を正します。ひざを伸ばしきって立つと、全体重をひざの骨に頼って立つことになり、ひざが反り過ぎる「反張ひざ」の原因となります。O脚をひどくさせたり、ひざ痛・腰痛・肩こり・首こりなど体へのダメージが大きいので、ひざを伸ばしきらないことがポイントです。ひざをほんの少しゆるめて立つ癖を身に着けることで、重心が足先に移動し、自然と踏ん張って立つことができるのです。骨に頼らず、筋力で体重を支えることが大切です。
骨盤のゆがみを整える「開脚運動」
「骨盤のゆがみ」がある人は、開脚ができないという特徴があります。この運動は、外側にずれた股関節の外側に位置する「大転子」のゆがみを整え、その上の骨盤のバランスを整えます。
上半身と下半身のバランスがよくなるため、体の調子もよくなります。
毎日、少しずつ慣らし、根気よく続けることが大切です。上半身が床につくくらいまで倒せるようになればベストです。
靴に免震インソールを入れて『正しいウォーキング』
「ひざを伸ばしきって、踵から着地する歩き方は、危険!」
かかとからの突き上げが、ひざ・腰・首などへ直撃して、体を痛めます。
体を守る正しい歩行は、普段よりひざを1?2cm程高く上げ、ひざを伸ばしきらず、足裏全体で着地することにより、ひざ・腰・首への負担を防ぎます。