お悩み
お尻とももに肉がつく!「股関節O脚」
股関節のO脚の特徴は、
『両脚をそろえて真っ直ぐ立った時、太ももの付け根の骨「大転子」が骨盤よりも出っ張ってしまう状態』です。正面から鏡で映すと、股の間が開いていて、「コ」の字を縦にした形のように四角く隙間ができてしまいます。
太ももの付け根の骨「大転子」が股関節から外側にずれて開いてしまうため、ももやお尻の肉も同様に外側に引っ張られ、横幅が太くなったり、垂れさがってしまうのです。
また、「股関節のO脚」があると、
腰痛や
肩こり・首こりとともに、
胃腸が弱く、
やせ過ぎなどの不調も伴いやすいのです。
そして、股関節にずれがあるため、開脚運動ができないという特徴があります。
原因
「反張ひざ」と「ねじれ歩行」の作用で股関節が開いてしまう!
太ももの付け根の骨「大転子」が出っ張ってしまう理由は、
ひざが弓なりのように反り過ぎてしまう「反張ひざ」が伴っています。
これに加え、外反母趾や浮き指・扁平足により、まっすぐに蹴って歩くことができず、足先が外方向へ流れる
「ねじれ歩行」をすることで、ねじれのストレスが股関節まで及んでしまうのです。
「テコの原理」で説明すると、指がふんばれないため、足先が「力点」となって外方向へ流れ、内くるぶしが「支点」、「大転子」が作用点となって、ねじれの力が伝わり、大転子が骨盤よりも出っ張る「股関節のO脚」になってしまうのです。
その結果、ももの付け根の骨「大転子」が股関節から外側にずれて開いてしまいます。それに伴い、ももやお尻の筋肉が大転子に引っ張られて、横幅が広くなったり、垂れさがってしまうのです。
特に、女性の場合は
足裏の不安定をお尻や太ももで補い、脂肪をお尻に蓄える性質があるので、
重力の影響でお尻の肉が垂れ下がってしまうのです。
外反母趾・浮き指・扁平足は「ねじれ歩行」と「反張ひざ」の原因!
改善法
足裏のバランスを整えて「ねじれ歩行」と「反張ひざ」を改善!
「股関節O脚」を改善するには、「カサハラ式 足裏バランステーピング法」や「3本指テーピング靴下」で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張って歩けるように促し、「ねじれ歩行」を防ぎます。
同時に、外側にずれた大転子を、
「腰サラシ療法」、または、
専用「小尻ベルト」で強力に締めることで、「大転子」が外側にずれないようにサポートすることが重要なポイントです。
大転子を締めることで正常な位置に近づくと、お尻とももに余分についた筋肉や脂肪が燃焼されて下半身が引き締まってきます。更に、大転子が安定すると、その上に位置する骨盤や腰・背骨・首などのバランスも整うため、
腰痛や
肩こり・首こり、胃腸が弱い、やせ過ぎなどの不調も次第に解消されてきます。
更に、
「股関節整復運動」や
「開脚運動」を毎日行うことで、外側に出っ張ってしまった大転子を正しい位置へ戻すことが大切です。
また、「ひざ曲げ立ち」を日頃から行い、ひざの反り過ぎ「反張ひざ」を防ぎます。ひざを伸ばしきって骨に頼って立つのではなく、軽くひざを曲げて筋力で体重を支えることが大切です。
施術で治す
「股関節O脚」があると、脚が太くなるだけでなく、体のゆがみと共に腰痛・肩こり・首こり・冷えなど健康面でも悪影響を及ぼします。そのため、
O脚改善メニューでは、
健康行為の3原則 【1.バランス 2.血行 3.補強】にそった施術を同時に行い、自然治癒力を最大限に発揮させ、
O脚の原因を根本から改善させます。
電気療法や専用マッサージ器(フットバイター)・手技により足裏から全身の緊張をほぐして血行を促し、更に、やさしいバランス整体で体のゆがみを整えます。その上で、土台となる足裏のバランスを整えておくと、整体効果を持続することができるのです。
確実にももやお尻を細くするには股関節に『サラシ無重力療法』を行います。
足裏のバランスを整え、正しい歩行でよく歩くということが共通した考えであり、基本となる部分なのです。親指に力が入るようになると、姿勢もよくなり、より基礎代謝も高まって余分な脂肪が燃焼されるのです。
自分で治す「セルフリメディ」
ねじれ歩行を改善して、お尻とももを引き締める!
- O脚の原因は、外反母趾・浮き指・扁平足による「ねじれ歩行」にあります。
- 不安定な足裏は、指を踏ん張って真っ直ぐ蹴って歩くことができず、足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」となります。その繰り返しにより、次第に股関節の「大転子」に力が逃げ、外側にずれてO脚になります。
- O脚を自分で解消するポイントの一つ目は、
(1)「テーピング」や「3本指テーピング靴下」で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張ってまっすぐ蹴って歩けるように促します。
3本指テーピング靴下
ひざまっすぐテーピングハイソックス
3本指と2本のテーピング機能で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張った正しい歩行を促します。更に、ひざ下の外側をギュッと押さえるO脚補正機能付き。
O脚の原因となる足裏のゆがみと一緒にO脚対策に。
指先とかかとに薄手のパイル編みで心地よいクッション性。
外反内反くつ下(3本指テーピングタイプ)
脱ぎ履きしやすい足首丈で、初めての方にもおすすめです。
3本指と甲部分に編み込まれた2本のテーピング機能で、外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏のバランスを整えます。
O脚の原因となる「ねじれ歩行」を防いで、指を踏ん張った正しい歩行を促します。
※足裏バランスを整える『3本指テーピング靴下』はこの他にも豊富なラインナップを取り揃えております。「3本指&2本のテーピング機能」は共通となっておりますので、お好みの丈や素材でお選び頂けます。
インソール
- (2)指がふんばれない「ねじれ歩行」は、歩くたびに地面から「過剰な衝撃とねじれ」を繰り返し上部に伝えてしまいます。それが、ひざの痛みや肩こり・首こりなど首のトラブルの原因にも。人工筋肉素材の免震インソールで、地面から繰り返される「過剰な衝撃とねじれ」を吸収無害化することも大切です。
町中ウォーキング免震インソール
滑りにくい素材で日常ウォーキングにおすすめ。人工筋肉素材「ソルボ」の心地良いクッション性で、地面から繰り返される過剰な衝撃とねじれを吸収無害化し、足・ひざ・腰・首を守ります。かかと7mm厚型タイプ。スニーカーなどひも靴でご使用ください。
股関節ベルト
- ひざから下のO脚がひどくなり、ひざを締める力が弱まると、股の間が開いてしまうひどい股関節のO脚になってしまいます。股関節の外側にある「大転子」が外側にずれた状態で、ももの外側が太く発達してしまいます。股関節がずれると骨盤もゆがみ、その上の腰や背骨・首にまでゆがみも引き起こし、首こり・肩こり・頭痛など健康面での悪影響を引き起こしてしまうので注意が必要です。
- 自分でケアする方法は、ずれた大転子を専用ベルトでサポートし、正常な位置に近づけることで股関節のO脚の解消と共にももが引き締まってきます。
ココベルト17
両手を入れるポケット付きだから、力の弱い方でも強力に骨盤と股関節をサポート! 股の間が開き、ももが出っ張る「股関節のO脚」に。 股関節の痛みや腰痛対策にも最適。 ベルトがどこでもつくので、サイズ幅もあり、微調整ができて便利。
脚まくら
- 外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏での歩行は、足首・すね・ふくらはぎ・ももへ過度な負担がかかるため、筋肉が疲労して硬くなり、血行も悪くなります。「脚がだるい」「冷える」のもそのためです。脚すっきりまくらは、正座をすることで自分の体重で脚を押圧し、簡単に脚全体の緊張をほぐします。脚の筋肉のポンプ作用を助けて血行促進を図り、不思議なほど重かった脚が軽くなるのです。
脚スッキリまくら
脚のむくみ、脚のだるさ、足の冷えなどのトラブル対策に。
正座をして約10分、重い脚がスッキリ。手軽でカンタン!
体重による押圧効果でアキレス腱から脚全体の緊張をほぐし、血行を促します。
更に、骨盤のゆがみや背中のハリを解消できるストレッチも兼ねられる便利な枕です。
「股関節O脚」改善エクササイズ
3本指テーピング靴下を履いて『グーパーリハビリ運動』
指を踏ん張った正しい歩行を促すために、テーピングやテーピング靴下で足裏のバランスを整えることに加え、グーパー運動で親指の運動可動域を広げることが大切です。
重要ポイントは、グーパー運動は『手を使って』親指を付け根から深く曲げたり回したりして動かすことです。手を使わず、足指の力だけで行うのでは、指先しか動きません。踏ん張るためには、指の付け根から内側に曲げたり、回すことが大切です。
毎日片足5分ずつ位行うとベストです。翌日に痛みが残らない程度に行って下さい。
お風呂の中で行ったり、またテーピング靴下を履いた状態で行うとより効果的です。
尚、足に痛みがある方は痛いときは行わず、痛みがとれてから行って下さい。
立っている時は『ひざ曲げ立ち』の訓練
電車内や立ち話など直立姿勢の時に、ひざをピンと伸ばしきって立つ悪い癖を正します。ひざを伸ばしきって立つと、全体重をひざの骨に頼って立つことになり、ひざが反り過ぎる「反張ひざ」の原因となります。O脚をひどくさせたり、ひざ痛・腰痛・肩こり・首こりなど体へのダメージが大きいので、ひざを伸ばしきらないことがポイントです。ひざをほんの少しゆるめて立つ癖を身に着けることで、重心が足先に移動し、自然と踏ん張って立つことができるのです。骨に頼らず、筋力で体重を支えることが大切です。
骨盤を支える「股関節」のバランスを整える「股関節整復運動」
骨盤を下で支えている「股関節」のバランスを整えます。股関節の外側に位置する「大転子」が外側にずれると、それに合わされて骨盤もゆがむため、まずは、土台となる股関節を正常な位置に近づけることが大切です。骨盤のゆがみが大きい人は、股関節のゆがみも左右で異なるため、開脚ができません。まずは、股関節整復運動から始め、徐々に開脚ができるようにすることがおすすめです。
骨盤のゆがみを整える「開脚運動」
「骨盤のゆがみ」がある人は、開脚ができないという特徴があります。この運動は、外側にずれた股関節の外側に位置する「大転子」のゆがみを整え、その上の骨盤のバランスを整えます。
上半身と下半身のバランスがよくなるため、体の調子もよくなります。
毎日、少しずつ慣らし、根気よく続けることが大切です。上半身が床につくくらいまで倒せるようになればベストです。
恥骨結合のずれを整える「バレリーナひざ締め運動」
バレリーナひざ締め運動の目的は、かかととふくらはぎの内側を締めて、恥骨結合部のずれを調整することです。
※うまく脚があげられない人は無理をせず、かかとをほんのわずか浮かせるようにする。
その際もひざの間が空かないように注意する。