お悩み

下半身全体が太くなる！「ひざ下と股関節のO脚」

「ひざ下と股関節のO脚」の特徴は、その名の通り「ひざ下Ｏ脚」と「股関節Ｏ脚」が同時に起こった症状で、足先をそろえて立つと、太もも・両ひざ・ふくらはぎの間が空いてしまう状態です。 これは、Ｏ脚の中でも一番多く、若い人からお年寄りまで幅広く見られます。 「ひざ下と股関節のO脚」は、ひざ（腓骨頭）と股関節の両方が外側にずれて開いてしまうため、下半身全体のバランスが悪くなります。その不安定をすねや太もも・お尻で補うため、下半身全体が太くなるのです。 また、股関節のゆがみと共に骨盤が開いてしまうため、開脚運動ができにくく、内臓が下垂傾向で、ポッコリお腹や寸胴体型になってしまうのです。 股関節とひざ（腓骨頭）が開いてしまうことで、上半身のバランスも著しく不安定になるので、女性は首を痛めて頭痛・肩こり・めまいなどの不調を起こし、男性では腰痛を引き起こしやすいので、早めの対応が必要です。

原因

「反張ひざ」と「ねじれ歩行」でひざ下と股関節が開いてしまう！

外反母趾や浮き指、扁平足は足指がしっかり踏ん張れないので、重心がかかとに片寄り、ひざが反り過ぎてしまう「反張ひざ」になります。これに、歩行時、足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」が加わり、ねじれのストレスが倍増されて、脚全体が開いた「ひざ下と股関節のＯ脚」になってしまうのです。 テコ原理で説明すると、足先が外方向へ流れて「力点」となり、内くるぶしが「支点」、ひざの外側にある腓骨頭に力が流れて「作用点」となり、腓骨頭が開きます。更に、支点の内くるぶしから、股関節にもねじれのストレスが伝わり、ももの付け根にあたる「大転子」が「作用点」となり、開いてしまうのです。 太ももの内側にある大腿内転筋群の締める力が弱いと、脚全体が外方向へ流れて開き、太ももやふくらはぎの間も開いてしまう重度のＯ脚になります。 通常、ひざを締める力が弱くなったお年寄りに多くみられますが、最近では外反母趾、浮き指、扁平足で足裏が不安定になり、ひざを伸ばしきって歩く若い人にも見られます。

「反張ひざ」は、Ｏ脚を悪化させる！

改善法

足裏のバランスを整えて「ねじれ歩行」と「反張ひざ」を改善！

「ひざ下と股関節のO脚」を改善するには、「カサハラ式 足裏バランステーピング法」や「３本指テーピング靴下」で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張って歩けるように促し、「ねじれ歩行」を防ぎます。 初期の軽い場合は、足裏のバランスを整えることに加え、「ひざ締め屈伸運動」が有効です。 進んだ状態や確実に矯正したい場合は、「ひざと股関節のＯ脚」の場合は、同時に、外側にずれた「腓骨頭」を、「ひざサラシ療法」で強力に締めることがポイントです。 また、外側にずれた「大転子」（ももの付け根の骨）を、「腰サラシ療法」、または専用「小尻ベルト」で強力に締めて正常な位置に近づけると、その上に乗る骨盤のゆがみも整い、お尻とももに余分についた筋肉や脂肪が燃焼されて下半身が引き締まってきます。同時に、骨盤の安定と共に、上半身のバランスも整い、首も安定し、肩こり・首こり・頭痛・めまいなどの不調も解消されます。 更に、「ひざ締め屈伸運動」や「開脚運動」を毎日行うことで、外側に出っ張ってしまった腓骨頭や大転子を正しい位置へ戻すことが大切です。 また、「ひざ曲げ立ち」を日頃から行い、ひざの反り過ぎ「反張ひざ」を防ぎます。ひざを伸ばしきって骨に頼って立つのではなく、軽くひざを曲げて筋力で体重を支えることが大切です。

施術で治す

「ひざ下と股関節のＯ脚」があると、脚が太くなるだけでなく、体のゆがみと共に腰痛・肩こり・首こり・胃腸障害など健康面でも悪影響を及ぼします。そのため、「Ｏ脚改善メニュー」では、健康行為の3原則 【1.バランス　2.血行　3.補強】にそった施術を同時に行い、自然治癒力を最大限に発揮させ、Ｏ脚の原因を根本から改善させます。 ※サラシ無重力療法は、両方一度にサラシを巻くのは大変なので、こじらせた【ひざ】または【股関節】のいずれか1か所のみになります。もう一方は、ベルトやサポーターで対応するのがベストです。

自分で治す「セルフリメディ」

ねじれ歩行と反張ひざを改善して、下半身全体を引き締める！

• Ｏ脚の原因は、外反母趾・浮き指・扁平足による「ねじれ歩行」にあります。
• 不安定な足裏は、指を踏ん張って真っ直ぐ蹴って歩くことができず、足先が外方向へ流れる「ねじれ歩行」となります。その繰り返しにより、次第にひざ下の外側の骨「腓骨頭」、更には股関節の「大転子」に力が逃げ、外側にずれて「ひざ下と股関節」のひどいＯ脚に。
• Ｏ脚を自分で解消するポイントの一つ目は、 (1)「テーピング」や「３本指テーピング靴下」で足裏のバランスを整えて、指を踏ん張ってまっすぐ蹴って歩けるように促します。

３本指テーピング靴下

※足裏バランスを整える『3本指テーピング靴下』はこの他にも豊富なラインナップを取り揃えております。「３本指＆２本のテーピング機能」は共通となっておりますので、お好みの丈や素材でお選び頂けます。

O脚コルセット

• 足裏のバランスを整えた上で、よりしっかりサポートするには、添え木の押圧原理で外側に開いた腓骨頭（ひざ下の外側の出っ張り）を押圧サポート。Ｏ脚によるすねの外側のはりやだるさも対応。Ｏ脚用靴下との併用がお勧めです。
• 進んだＯ脚の場合は、「ひざサラシ療法」が最も効果的です。

インソール

• (2)指がふんばれない「ねじれ歩行」は、歩くたびに地面から「過剰な衝撃とねじれ」を繰り返し上部に伝えてしまいます。それが、ひざの痛みや肩こり・首こりなど首のトラブルの原因にも。人工筋肉素材の免震インソールで、地面から繰り返される「過剰な衝撃とねじれ」を吸収無害化することも大切です。

• (3)裸足で土の上を歩く感覚で、足裏を鍛えるインソール。踏ん張る力を鍛えると足裏が安定し、指を使った正しい歩行でＯ脚を防ぎます。

• (4)足指の踏ん張り不足から「ねじれ歩行」となり、Ｏ脚に・・・。 足裏を優しく刺激することで「踏ん張り力」を高め、Ｏ脚対策！

ひざサポーター

• (5)すでにＯ脚と共に、ひざの痛みがある場合は、ひざサラシ療法の原理を応用した専用ひざサポーターで、Ｏ脚によるねじれを強力にサポート。

股関節ベルト

• ひざから下のＯ脚がひどくなり、ひざを締める力が弱まると、股の間が開いてしまうひどい股関節のＯ脚になってしまいます。股関節の外側にある「大転子」が外側にずれた状態で、ももの外側が太く発達してしまいます。股関節がずれると骨盤もゆがみ、その上の腰や背骨・首にまでゆがみも引き起こし、首こり・肩こり・頭痛など健康面での悪影響を引き起こしてしまうので注意が必要です。
• 自分でケアする方法は、ずれた大転子を専用ベルトでサポートし、正常な位置に近づけることで股関節のＯ脚の解消と共にももが引き締まってきます。

脚まくら

• 外反母趾・浮き指・扁平足など不安定な足裏での歩行は、足首・すね・ふくらはぎ・ももへ過度な負担がかかるため、筋肉が疲労して硬くなり、血行も悪くなります。「脚がだるい」「冷える」のもそのためです。脚すっきりまくらは、正座をすることで自分の体重で脚を押圧し、簡単に脚全体の緊張をほぐします。脚の筋肉のポンプ作用を助けて血行促進を図り、不思議なほど重かった脚が軽くなるのです。

「股関節O脚」改善エクササイズ